誰かと過ごすクリスマスのBGMにアナログ盤(レコード)は如何でしょうか?


師匠も走る年の瀬に必ず訪れるクリスマス。

CHRISTMAS。

Xmas。

年に一回、必ず訪れます。

恋人や家族、大切な人とクリスマス、過ごします。クリスマス、スゴシマス。
友人達と大勢でワイワイしたクリスマス、過ごします。クリスマス、スゴシマス。
今年は、いやここ何年かはクリスマス、一人で過ごします。(もうやめとこ。)
もちろんお仕事をされている方もたくさんいらっしゃると思います。

僕はここ数年は音楽仲間とその彼氏彼女、家族たちと過ごす事が多いです。(彼氏彼女から後に家族になったケースもあります。)
大抵の場合は家に集まって料理やお酒を楽しみます。
午前中から徐々に集まって料理などの準備をして夕方過ぎくらいからスタートし、最近の近況報告をしたり、なんだかんだ昔話をしたり(これが一番盛り上がりがち笑)、もちろん音楽の話をしたり、楽しく過ごさせて頂いています。

そこで欠かせないのがBGM。

そこで流れる曲が急に場を盛り上げてくれたり、時にはみんなが黙って聴き入ってしまったり、その場を邪魔することなくひっそりと流れていてくれたり、空間に様々な彩りを添えてくれます。

CDをかけたり、スマホやiPhoneに取り込んだ曲を流したり、最近はYouTubeを使ったり。

クリスマスの定番だと山下達郎さんの『クリスマス・イブ』や竹内まりやさんの『すてきなホリデイ』ですかね。(夫婦でクリスマス定番曲を持ってるのはスゴいですね!)
『すてきなホリデイ』はケンタッキーフライドチキンのCMで約20年使われています。
この冬の時期のケンタッキーフライドチキンのCMとハウス食品のシチューのCMは独り身にはかなり堪えますね。汗
傷口に塩を塗るような…汗

他にもユーミンの『恋人がサンタクロース』やB’zの『いつかのメリークリスマス』、最近だとback numberとかですかね。
洋楽だとワム(WHAM!)『ラスト・クリスマス(LAST CHRISTMAS)』とかマライア・キャリー(MARIAH CAREY)『恋人たちのクリスマス(ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU)』辺りが定番ですかね。

ただ今年は僕がレコード生活に復帰した事もあり、今回はアナログ盤をBGMに使います。

幸いと言いますか、うちの会は老若男女問わずでリアルタイムでレコードを聴いていたレコードを懐かしく感じる世代から8cmのCDを知らないレコードを新鮮に感じるであろう世代まで幅広いので、音楽好き面々という事もあり、どの世代にも結構ハマってくれるのではないかと思っています。

確かにアナログなので手は掛かりますがその分、オシャレ感や新鮮味が増して楽しいクリスマスの演出になるのではないでしょうか?
手が掛かるので今年は僕がDJ peter-punchに徹しても良いかと考えています。笑(チュクチュクのスクラッチなどは出来ませんし、やりませんが…)

そこで今回は僕がレコード屋さん巡りなどをして入手した、クリスマスに最適なアナログ盤をいくつかご紹介したいと思います。

まずは定番のこちら。

WHAM! LAST CHRISTMAS EP ワム ラストクリスマス ラスト クリスマス GEORGE MICHAEL ジョージ・マイケル EPIC 07・5P-326 エピック RECORD レコード ANALOG アナログ 1984
WHAM!『LAST CHRISTMAS』(’84) EP
(Epic) (07・5P-326) (JPN)

A1. ラスト・クリスマス(LAST CHRISTMAS)
B1. クレジット・カード・ベイビー(CREDIT CARD BABY)

ワム(WHAM!)
『ラスト・クリスマス(LAST CHRISTMAS)』

1984年発表の日本盤、7inch EP盤です。

ド定番のクリスマスソングですね。
80年代のこの時期は頻繁に耳にしました。最近でも様々なアーティストにカバーされています。
WHAM!はジョージ・マイケル(GEORGE MICHAEL)とアンドリュー・リッジリー(Andrew John Ridgeley)のユニット。

WHAM!の結成前にはジョージ、アンドリューにアンドリューの兄ポールなどで結成されたエグゼクティブ(THE EXECUTIVE)なるバンドで活動していましたが、レコード契約までには届かずに解散。その後に組んだWHAM!では世界的にヒットを飛ばし、1980年代にトップ・アーティストに登りつめます。

WHAM!解散後にジョージ・マイケルはソロ・アーティストとしても大成功を収め、1992年にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたフレディ・マーキュリー(FREDDIE MERCURY)追悼コンサートでクィーン(QUEEN)のフレディ以外のメンバーとのコラボレーションでは、そのままフレディの後継としてクィーンに迎えられるのではないかという噂もあったほど素晴らしいステージを披露してくれたものの、それも実現する事なく2016年のクリスマスに永眠されました。
この時のコラボの映像は映像として残っているはずなので興味のある方は是非検索してみて下さい。

続いて2枚のEP盤をご紹介します。

THE VENTURES JINGLE BELLS WHITE CHRISTMAS ザ・ベンチャーズ ベンチャーズ ジングルベル ホワイトクリスマス Liberty LR-1440 リバティ オリジナル レコード RECORD アナログ analog 1965
THE VENTURES『JINGLE BELLS / WHITE CHRISTMAS』(’65) EP
(Liberty) (LR-1440) (JPN)

A1. ジングル・ベル(JINGLE BELLS)
B1. ホワイト・クリスマス(WHITE CHRISTMAS)

SAM THE MAN TAYLOR WHITE CHRISTMAS JINGLE BELLS サム テイラー ザ・マン ホワイトクリスマス ジングルベル EP OVERSEAS RECORDS オーバーシーズ レコーズ UP-1-V レコード RECORD アナログ analog
SAM (THE MAN) TAYLOR『WHITE CHRISTMAS / JINGLE BELLS』(‘??) EP
(OVERSEAS RECORDS) (UP-1-V) (JPN)

A1. ホワイト・クリスマス(WHITE CHRISTMAS)
B1. ジングル・ベルズ(JINGLE BELLS)

上が元祖サーフ・ロック(SURF ROCK)、ベンチャーズ(VENTURES)の1965年発表の日本盤、7inch EP盤。
下がポップスやR&B、歌謡曲や演歌に至るまで様々なヒット曲をアレンジして日本でも人気を博したサックス・プレイヤー、サム(ザ・マン)テイラー(SAM (THE MAN) TAYLOR)の日本盤、7inch EP盤。(発表年は不明…)

この2枚、A面B面の違いがあるものの、取り上げた曲は同じでどちらも誰もが知るクリスマスの定番ソングです。
ベンチャーズのジングルベルなんかは笑えてしまうほどベンチャーズらしいイントロから強引にジングルベルに持っていきますし、サム・テイラーの方は気持ちの良いジャズ・サックスで、全く違ったアレンジで同じ曲を聴き比べるのも面白いです。

続いてはLP盤を2枚、ご紹介します。

1枚目はアメリカのカントリー・ミュージシャンのアルバムです。

CHARLIE McCOY CHRISTMAS チャーリー マッコイ クリスマス LP MONUMENT モニュメント ZX 33176 US Original オリジナル レコード RECORD アナログ analog 1974
CHARLIE McCOY『CHRISTMAS』(’74) LP
(MONUMENT) (ZX 33176) (US-ORIGINAL)

A1. ジングル・ベル(JINGLE BELLS)
A2. ホワイト・クリスマス(WHITE CHRISTMAS)
A3. クリスマス・イズ・カミン(CHRISTMAS IS A-COMIN'(MAY GOD BLESS YOU))
A4. ブルー・クリスマス(BLUE CHRISTMAS)
A5. クリスマス・チアー(CHRISTMAS CHEER)
A6. クリスマス・ソング(THE CHRISTMAS SONG)

B1. サイレント・ナイト(SILENT NIGHT)
B2. エンジェル・ウィー・ハブ・ヒアード・オン・ハイ(ANGELS WE HAVE HEARD ON HIGH)
B3. アウェイ・イン・ア・マンガー(AWAY IN A MANGER)
B4. オー・ホーリー・ナイト(OH HOLY NIGHT)
B5. ファースト・ノエル(THE FIRST NOEL)

チャーリー・マッコイ(CHARLIE McCOY)
『クリスマス(CHRISTMAS)』
です。
1974年発表のUS盤のオリジナル盤です。

このLPのA面の1曲目と2曲目も上の2枚の EPと同じ楽曲のカントリーアレンジです。
カントリーアレンジに仕上がげられたクリスマスソングがいつもと違う素敵な日を演出してくれます。
アルバムジャケットもクリスマスのイメージにピッタリの秀逸なデザインなのでそのままディスプレイとしても使えます。

2枚目はこちらです。

VINCE GUARALDI TRIO A CHARLIE BROWN CHRISTMAS ヴィンス グァラルディ トリオ ビンス ガラルディ チャーリー ブラウン クリスマス LP Fantasy F-8431 ファンタジー 1988 US Reissue リイシュー 再発 復刻 レコード RECORD アナログ analog 1965
VINCE GUARALDI TRIO『A CHARLIE BROWN CHRISTMAS』(’65) LP
(Fantasy) (F-8431) (1988 US Reissue)

A1. もみの木(O TANNENBAUM)
A2. ホワット・チャイルド・イズ・ジス(WHAT CHILD IS THIS)
A3. マイ・リトル・ドラム(MY LITTLE DRUM)
A4. ライナス&ルーシー(LINUS AND LUCY)
A5. クリスマス・タイム・イズ・ヒア(インストゥルメンタル) (CHRISTMAS TIME IS HERE -instrumental-)
B1. クリスマス・タイム・イズ・ヒア(ヴォーカル) (CHRISTMAS TIME IS HERE -vocal-)
B2. スケーティング(SKATING)
B3. ホーク、ザ・ヘラルド・エンジェルス・シング(HARK, THE HERALD ANGELS SING)
B4. クリスマス・イズ・カミング(CHRISTMAS IS COMING)
B5. エリーゼのために(FÜR ELISE)
B6. ザ・クリスマス・ソング(THE CHRISTMAS SONG)
B7. グリーンスリーヴス(GREENSLEEVES)

ヴィンス・グァラルディ・トリオ(ビンス・ガラルディ・トリオ VINCE GUARALDI TRIO)
『チャーリー・ブラウン・クリスマス(A CHARLIE BROWN CHRISTMAS)』

1965年発表のアルバムです。
僕の所有の物は1988年のUS盤で、リイシュー盤(再発盤)です。

こちらはTHE ORIGINAL SOUND TRACK RECORDING OF THE CBS TELEVISION SPECIALとジャケットの上にもあるように、アメリカのCBSテレビで放送された番組のサントラ盤です。
こちら、アニメのサントラだと思って侮るなかれ!
心地良いジャズアルバム(JAZZ ALBUM)に仕上がっていて聴き応えも充分でジャズ好きの方にもオススメです。
このジャケットもカワイイのでスヌーピー(SNOOPY)やピーナッツ(PEANUTS)のアイテムが好きな方にもオススメ出来ます!

最後にちょっとレア物をご紹介します。

桑田佳祐 白い恋人達 EP Keisuke Kuwata Shiroi Koibitotachi ビクター エンターテイメント Victor Entertainment Inc VIJL-60090 RECORD レコード ANALOG アナログ 2001
桑田佳祐『白い恋人達』(’01) EP
(Victor Entertainment, Inc) (VIJL-60090) (JPN)

A1. 白い恋人達
B1. 踊ろよベイビー1962
B2. あの素晴らしい愛をもう一度〜アミダばばあの唄 (MEDLEY)

桑田佳祐
『白い恋人達』

2001年発表のハート型のピクチャーレコード、クリア盤でさらに限定盤とのことです。
言わずと知れた桑田佳祐さんの大ヒット曲で、しかもアナログ盤EPなのでかなり珍しいのではないかと思います。
こちらはジャケットがそもそもなく、レコード盤自体がピクチャー盤なのでジャケットも兼ねています。
曲に関しては今さら何も語る必要のない名曲中の名曲ですが、レコード盤だけでも愛する人と過ごされる際にそこにあるだけで最高の雰囲気を演出してくれる逸品です!

以上がレコード生活の再出発をはじめて約半年で我が家にやってきたクリスマス仕様のレコード達です。
特にクリスマス用に探していたわけではなく、たまたま出会った縁で我が家に連れて帰って来ましたが、それまでに聴いたことがなかったり、新しい発見や出会いだったと思っています。
好きなアーティストやバンドのレコードを買い集めるのも良いですし、レコードにはジャケットに惚れたり魅せられたりして買ってしまうジャケ買いの醍醐味もあります。

“出会った時が買い時!”

そんな気持ちで新たな音楽やアナログのサウンドに触れてみるのも良いのではないでしょうか?

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